ヒカル氏プロデュース「P3」などを展開するLADDER、VideoChooseでCVRとLTVを向上 〜広告LPにおける顧客の信頼を動画版チャットボットで獲得〜

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  • 「P3」事業におけるCVRが1週間で改善。LTVの向上にも貢献。
  • 撮影などの導入作業も極めてスムーズに実施
  • VideoChooseは、LADDERの今後の新規事業でも続々と導入

株式会社LADDERは、ヒカル氏プロデュースの「P3」をはじめとしてさまざまなタレントプロデュース型(P2C)のブランドを展開するD2C企業です。 ECが主な販売チャネルであるため、サイト上のCVR(*)の向上は常に重要なテーマです。近年、LP(ランディングページ)のFVにインフルエンサーの動画を配置するなど、新たな施策を積極的に試みる一方、思うような成果が得られない状況が続いていました。 そこで注目されたのが、動画版チャットボット「VideoChoose」です。LP上で動画を通じた来訪者とのインタラクティブな対話により、来訪者の疑問に即時対応します。その結果としてCVRとLTV(顧客生涯価値)の向上を実現。 今回は、LADDERがどのようにVideoChooseを活用し、顧客の信頼を獲得しているのか、その実績と導入プロセスを詳しくお伝えします。

*CVR:コンバージョン率 / *D2C:Direct to Consumer

株式会社LADDER
ヒカル氏プロデュースのP3ブランドを含む、タレントプロデュース型D2C企業

まずはLADDERさまの事業やサービスについて教えてください。

弊社は20期目を迎えるD2C企業として、タレントプロデュースブランドの開発と運営を行っています。特に、ヒカルさんがプロデュースするP3ブランドは、ユーザーの健康や美容に対する高いニーズを背景に、市場から大きな反響をいただいています。そのほかにも、朝倉未来さんとアパレルブランドを展開していたり、YouTuberのてんちむさんとは電子シーシャのブランド、3月末にはホリエモンさんとのブランドのローンチも予定しております。 私たちは、商品の企画から開発、マーケティング、カスタマーサポートまで一貫して自社内で行うことで、ブランドの一貫性と顧客体験の最適化を実現しています。 主な販売チャネルはウェブサイト上であるため、CVRはとても重要視しています。業績にも直結する指標であるため、LPO(*)に貢献する最新の技術やトレンドなど常に新しいアプローチを模索しています。 *LPO:ランディングページ最適化 )

LADDERがVideoChooseを導入した背景について教えてください。

これまで私たちは、さまざまなLPOの施策を試行してきました。その1つは広告流入後に即時起動するチャットボットです。この施策はCVRは高いのですが購買者に対して事前情報を十分に提供しきれていない傾向があり、リピート率を高めることが難しく、その結果としてLTVを高めきれない傾向がありました。 そのほかには、LPのFV(*)に動画を配置するなども行いました。動画活用は近年のトレンドでもあり、効果を期待していました。しかし、思うような成果には至りませんでした。というのも、動画による訴求には信頼や安心感を与えるパワーがあるのですが、LP来訪者がFVをみた時点ではまだ購買意欲が高まっておらず、信頼や安心感を訴求するタイミングとして適切ではありませんでした。つまり、単に動画を活用すればよいわけではなく、適切なタイミングで適切な情報を提供することが重要であることは経験則からわかっていました。 その点、「VideoChoose」は来訪者自身が必要なタイミングで気になる情報をタップすることで動画で回答してくれる形式であるため、動画を活用したうえで適切な情報を適切なタイミングで提供でき、顧客の信頼を獲得することに貢献しれくれると考え、即決で導入に至りました。 *FV:ファーストビュー

VideoChoose導入は大変でしたか?

「効果は出そうだけど、導入は大変そうだな」というのが正直な第一印象でした。というのも、顧客が気になりそうなポイントをあらかじめ動画で撮影しておき、それをVideoChooseに設定する必要があるため、こちら側にも大きな作業負担になりそうだな、と思いました。しかし実際には原稿作成や撮影、VideoChooseへの設定まで、NewSpot社の手厚いサポートを受けることができて、極めてスムーズにすすみ大変助かりました。 特に、VideoChooseさんの撮影機材は印象的でした。演者には、説明書を用意するのですが、台本を映し出すプロンプター(*)がとても画期的だったんです。ヒカルさんをはじめとしたインフルエンサーなどの撮影に慣れていらっしゃる皆さんがとても感激していて「撮影するときは毎回この機材でやりたい」と言われているくらいです。(笑) *プロンプター:原稿や台詞をモニターに表示する装置

実際にVideoChooseを導入してから、具体的にはどのような効果が現れましたか?

当初の期待通り、導入直後の1週間以内にはCVRが顕著に向上しました。また、あわせてF2転換率(*)も改善。これは購買者に対してLPで適切に情報提供ができていることを示していると考えます。リピート顧客が増えるということは、購入前の顧客の期待を、実際に提供されたブランド価値が上回っている、または少なくとも失望させていないということです。これは私たちの長期的な顧客との信頼構築・ブランド形成に大きく貢献すると考えています。 数字としては、CVRとLTVの両方を改善することができ、VideoChooseはLADDERの事業に大きく寄与してくれています。 *F2転換率:初回購入顧客のうち2回目の購入に繋がった顧客の割合を指す指標

今後、LADDERとしてVideoChooseをどのように活用される予定ですか?

弊社では今後もヒカルさんのP3をはじめとする既存ブランドの強化を行いながら、さまざまなインフルエンサーとのコラボレーションを通じて新規ブランドの展開も加速させていく予定です。 今回「P3」というサプリ事業でVideoChooseを導入しましたが、このほかにも3月末にリリースするホリエモンさんのブランドでも既にVideoChooseを導入済みです。そもそも、社内に新規事業・商品開発の計画のためのWBSのような資料があるのですが、そこのテンプレートにVideoChoose導入を組み込んでいます。そのため今後、4月以降に発売するさまざまなブランドはすべてVideoChooseを活用することを前提としています。 弊社にとってVideoChooseは単なる購入率を高めることに留まらず、顧客とブランドの信頼関係を深めるための重要な施策として位置付けています。動画によるインタラクティブな情報提供が、ユーザーの理解を促し、ブランド全体の価値向上に直結すると確信しています。 今後さらなるCVRの向上とLTVの改善を目指し、LPOの新たなスタンダードを築いていきたいと考えています。VideoChooseにはLADDERとの継続的なパートナーシップを期待しています。

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